学級崩壊、小1プロブレムなど、小学校低学年での教育の衰退が叫ばれて久しいですが、やはり一つには幼少期の保育・養育が学校教育とのスタイルにずれが生じていることがあると考えます。5歳の年長児がスムーズに学校教育を受ける態勢に向かうように、無理を強いるのではなく、持てる力、出来る力を引き出す形で、様々なプログラム・取り組みを用意しています。毎朝の朝礼では、整列をし、きちんとした挨拶をし、朝の眠気を覚ますべく、体操をし、そして行進運動をしています。そして、古き良き童謡唱歌を歌い、日本語の美しさを体で感じ、情緒を育みます。

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音楽教室では、運動会のリズム行進、音楽祭でのミュージカルに挑戦します。
体操教室では、マット運動、鉄棒で体幹を鍛え、運動会での組み立て体操に取り組みます。
サッカー教室では、2月のサッカー大会での優勝を目指します。
英語教室では、オーストラリアのマイケル先生と楽しく過ごし、異文化に触れます。
そして5歳児ではそろばん教室、書き方教室で45分間机に向かう習慣をつけます。
腰骨を立てて、机に向かい、先生の話を聞く。1年生になったとたんに求められるこの基本的
所作を、無理なく、自然に楽しく、幼児期に体験し習慣づけることが、我々高屋保育学園の保育教諭の使命であると考えています。もちろん、これらの最善の環境を整えるに当たっては、家庭での教育・躾が第一義的重要な要素であることは言うまでもありません。保護者の皆様とともに、将来の日本国を担うお子達を育てて参りたいと存じます。H30.11 園長 前田直樹