日本の暦は、西暦と元号、そして皇紀という数え方があります。西暦はイエスキリストが生まれた年から数える暦、西暦2024年です。
そして令和の天皇陛下がご即位されてから、6年です。現在126代目の今上陛下(きんじょうへいか)。
そして初代天皇で、橿原の宮で日本を始めます!と宣言された神武天皇から数えて、2684年ということになります。古事記、日本書紀によると紀元前660年にあたるということで、西暦に+660年すれば良いので解りやすい。日本人としての素養として知っておきたいところです。
さて、あっという間に11月最後の日となってしまいました。
すっかり北風が吹きすさぶ今日、机の整理をしていましたら、昔納めた興味深い新聞の切り抜きが出てきましたので、改めて目を通しこれは将来に残しておきたい資料だと思い、
HPに掲載を致します。
高屋保育学園の周囲には、たくさんの古墳があります。一番近いのが、27代安閑天皇陵とそのお妃さまの古墳(春日山田皇女陵)、その周囲を歩いてルポタージュされた新聞記者が書いた記事によると
先日、きく組さんと新嘗祭(にいなめさい)にちなんでお参りした、氏神さんである高屋神社が、なんと古墳時代の538年に出来たそうです(出典:延喜式)
いやーやはり、この地域は歴史的にも、神様的にも、守られているなーとありがたみをかみしめた訳です。
その後、時代は下り室町南北朝時代には、この安閑陵には、武将畑山氏によって高屋城の本丸が築かれました。
高屋保育学園がある所は、二の丸の先に位置し、最近グーグルマップでは、三の丸跡、と表示されています。
確かに2階から見る西側の景色は高台でもあり、とても見晴らしが良いです。
また「高屋の連(むらじ)」という一族がこの一辺を治めていたともされ、しかも物部氏の流れでもあるとのこと。
とても由緒正しき高屋の名前を今こうしてお預かりしていることに有難さと、その責任の重さを感じています。
縁あってこの高屋に来られた皆さんと共に、日本の伝統・文化を伝えて参りたいと存じます。拝
R6.11.30園長 前田直樹